KAIHATSUGIKEN GROUP
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2 簡単な計算
print(1+2)*3,"\n";
の実行結果は9ではなく3がプリントされます。
(1+2)の部分が引き数として解釈されてしまうからです。
この場合は
print((1+2)*3,"\n)";
とすると9が表示されます。
括弧は大切です。気をつけましょう。
1万円を年6%の利率で預けると1年後にいくらになっているかを計算するプログラム
$zandaka = 10000;
$riritsu = 6;
$zandaka *=(1+$riritsu/100);
$print"zandaka = $zandaka\n";
となります。
$zandakaと$riritsuは変数です。
変数の前には$がつくことを覚えましょう。
ほかにもいろいろありますけど・・・・
実行結果は
zandaka = 10600
となります。
$zandaka *=(1+$riritsu/100);
の *= の意味は
$zandaka = $zandaka * (1+$riritsu/100);
という意味になります。
$print"zandaka = $zandaka\n";
は変数展開と言って
"zandaka = 10600\n"
の意味になります。
perlは変数を宣言せずに使うことが出来ます。
cの様にint,doubleなどの関数を必要としません。
perlの計算は基本的に全て浮動小数点で計算されることも大切です。
では整数計算の場合はどうなるのでしょうか?
$i = 6/100;
print"$i\n";
を実行すると
0.06となります。perlは基本的に浮動小数点表示です。
整数計算にするには整数計算したい部分を
use integer; と no interger;
で囲みます。
例えば
use interger;
$i = 6/100;
print"$i\n";
no integer;
$i = 6/100;
print"$i\n"
となります。
実行結果は
0
0.06
となり前半は整数計算になっています。